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ブルームバーグによると、英国のゴードンブラウン首相が、中東のソブリン・ウェルス・ファンドに英国への投資を要請したらしい。英国企業は、信用危機のあおりを受けて、資金調達が必要な状態にあるとのこと。10月31日にバークレイズがカタールとアブダビからGBP7.3bnの資金調達できそうだとの報道があったばかりですが、翌日にはブラウン首相がピーター・マンデルソンビジネス担当大臣、エド・ミリバンドエネルギー担当大臣とともにサウジアラビアのリヤド入りし、英国企業への投資をお願いしに行ったようです。

 

しかし、今の産油国の状態を考えてみると、7月こそ原油価格は1バレル147USドルでしたが、今は半分程度に落ち込んでいます。ということは、産油国のキャッシュフローは半分になっていると考えていいかもしれません。しかも、既に産油国はサブプライムローン問題表出後に米英の投資銀行に資本注入して莫大な損害を出しています。そんな状況で首相が大臣を引き連れて陳情したからといって動いてくれるものなのかな?

 

ただ、日本のaso首相率いる日本政府が先週にもたもたして日経平均株価のフリーフォールをただ眺めていたのに対し、ブラウン首相の迅速な行動は評価されるべきでしょう。ただ、もう頼るべき相手がソブリン・ウェルス・ファンドしかいない状況なのか?との懸念も出てきてしまいます。英国政府としては、自力で自国の産業を守ることはもう体力不足になっているのでしょうか?主要通貨のなかで、ユーロが最も下落したかとは思いますが、英ポンドも1.5〜1.6ドルあたりをうろうろしており、為替相場の参加者からはこれから英国はまた凋落していくと見られているのかもしれません。私が投資家だったら、英国はショート、日本をロングですね。

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