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AFPからの配信ニュースで、昨今の銀行マンの高給批判に対する反論が出てきました。スイス中央銀行のチェアマンのJean-Perre Rothがスイスの新聞からのインタビューで銀行マンの給料を規制することは、逆効果をもたらすだけだ、と語ったようです。
その論拠としては、単に才能のある人材を規制された銀行から去らせ、規制のない機関に移るだけに過ぎないためです。
特に、海外やタックスヘブンにある金融機関に移っちゃうということを想定しているのでしょうね。
スイスの政治家は、スイス最大の銀行であるUBSが今回の金融危機で莫大なの損失を計上したことを受け、政府が約600億ドルの資本注入を行ったことから、バンカーの給与カットを行いたいようです。
そうなると、スイスで働いている優秀なバンカーが規制の少ない国に確実に移動していくでしょうね。日本でもバブル崩壊後、日系の銀行員の待遇が悪くなるにつれて、日本人は言葉の壁があるから海外に移住しなかったまでも、日本にある外資系金融機関に転職して言ったのと同じ流れになりますよね。
ということは、いろいろと批判されているバークレイズ銀行の政府からの資金注入を避けたのも、優秀な人材の確保、という点からは今後競争力を持ちそうですよね。競合他社の多くがボーナスや給与を政府に低く抑えられる可能性が高い中、バークレイズは収益を上げれば他社より高いボーナスをもらえる可能性が高いので、優秀な人材はバークレイズの門を叩くことになるんじゃないでしょうか。
